対面対話分析

人と人との対話を,計算機を用いて分析します.特に,ジェスチャー等に代表される非言語行動の性質について調べています.また,発話と非言語行動など,複数の媒体間の関係性(マルチモーダル対話)にも注目しています.

分析方法の開発とともに,対話データの収集方法,データを計算機可読とするための方法についても検討しています.

 

現在は,カウンセリング場面の対話のビデオを題材に,分析を進めています.また,研究目的で公開されている対話コーパスも使用しています.

 

関連研究会:ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会 (VNV)

JSAI SIG-SLUD 言語・音声理解と対話処理研究会

参考文献:坊農・高梨(編)「多人数インタラクションの分析手法

参考文献:「マルチモーダルインタラクション」(コロナ社メディア学大系)

共同研究者

期間 氏名       所属 専門分野 共同研究テーマ(プロジェクト名)

花田里欧子 京都教育大学 臨床心理学 カウンセリング対話からの
マルチモーダルな知識発見

古山宣洋 国立情報学研究所 心理言語学・生態心理学
  入野俊夫 和歌山大学 聴覚信号処理  
2009~2012 坊農真弓 国立情報学研究所 手話・社会言語学

情報環境を支える日常的インタラクション
データ収録のためのプラットフォーム構築

2009~ 前川喜久雄 国立国語研究所 音声学・言語資源学 コーパス日本語学の創成